人生とはそういうものなんだけど、こういうものにも変えられる

 僕の会社も今週からクールビズになったんですけど、クールビズになった途端に寒くなるものですよね。今日なんかも、午後は晴れて幾分暖かくなってきましたけど、午前中は雨降りで本当に寒かった。先週とか先々週なんかは、本当に蒸し暑い上に、会社も節電のため冷房を入れないので、仕事をしながらもかなり暑くて早くクールビズを望んでたんですけど、クールビズになった途端にこれですもんね。


 まあ、人生なんてそんなもんで、何かを待ちわびていて、それが実現した途端にまた別な何かがダメになったりなんていうことは、ちょくちょくあるものです。でも、それとは逆に、期待もしてないようなことが突然現実のものとして現れたり、自分ではどうしようか躊躇していた時に、相手から逆にアプローチしてきてくれたりと、良いことがタイミング良くやってくることもありますよね。


 人生経験が浅い僕が言うのもなんですが、人生はやっぱり山あり谷ありで、自分で全てをコントロールすることなんて、絶対不可能なものなんだと思います。なので、どうしたって自分にはコントロールできない良いことも悪いことも起きるわけで。だとしたら、どうせならプラスなことを考えて、プラスなことを積み重ねて、結果的にはハッピーになるように生きていきたいものですよね。


 人間は、どんな状況でもプラスにもマイナスにも考えられます。いや正確には、マイナスなことは努力しなくても考えられますけど、プラスなことはちょっと努力したり、開き直ったりすれば考えられるのかもしれません。「不幸中の幸い」なんていうのは、置かれた辛い状況の中でも、まだマシな状況をプラスに捉えようとした様子を表しているようなもんで、例えば、今の震災の被災地の方々なんかは、正にそういう感じですよね。僕の家族も友人も被災地に多く居ますが、大多数が不幸中の幸いを探して、前を向いてプラスに生きようとしていますから。


 彼らも、平常時に比べたら決して良い生活ではないのに、それでも、毎日のちょっとした楽しみを大きな楽しみや喜びに変えて、先行きの見えない不安の中でもプラスに生きているんだと思います。人生いろんなことが起きますし、いろんな人に出会いますけど、そういうものをどうせならちょっとだけプラスに捉える努力をして、ハッピーな毎日を過ごしたいものですね。


 “人生とはそういうものだ”と片付けるのは、簡単ですし、楽なんですが、『人生はこういうものにも変えられる』ということも、自分のちょっとの頑張りで体現していきたいものです。そうなると、前よりも少しだけハッピーな生活が送れるのかもしれませんね。